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スマート照明制御の種類と導入効果

スマート照明制御の種類と導入効果

スマート照明制御とは

スマート照明制御とは、センサーやネットワーク技術を活用して照明を自動的に最適制御するシステムです。従来の手動スイッチによるON/OFFに代わり、在室状況や自然光の明るさに応じて自動的に調光・点滅消灯を行います。

照明はオフィスビルのエネルギー消費の約20から30パーセントを占めるため、照明制御の導入は大幅な省エネに直結します。

照明制御方式の種類

主な照明制御方式を以下にまとめます。

制御方式特徴省エネ効果施工難度
人感センサー人の存在で自動点消灯20-30%
昼光センサー自然光に応じて調光20-40%
DALIデジタル信号による個別制御30-50%中-高
無線制御(Bluetooth/Zigbee)配線不要の無線方式30-50%
タイムスケジュール時間帯に応じた制御10-20%

DALI(Digital Addressable Lighting Interface)は照明制御の国際規格であり、器具ごとに個別のアドレスを割り当てて制御できます。グループ変更や調光パターンの変更がソフトウェアで行えるため、テナント変更に柔軟に対応できます。

電気工事での施工ポイント

人感センサーの施工では、検知範囲と検知角度を考慮した配置が重要です。通路や廊下では直下型センサー、オフィスエリアでは広角型センサーを使用し、死角がないように設計します。

DALI対応照明の配線は、電源線とは別にDALI信号線(2芯)が必要です。信号線は極性がなく、電源線と同じ配管に収めることが可能です。ただし、ノイズ源となるインバーター照明や動力線からは離隔を確保します。

無線制御方式は既設建物のリフォームに適しています。新たな配線工事が不要なため、天井裏への配線追加が困難な建物でも導入可能です。ただし無線環境の安定性を事前に検証することが必要です。

まとめ

スマート照明制御は省エネとく快適性を両立する技術です。LED照度計算の基礎BEMSの基礎と導入ペーパーレス化の方法もあわせて参照してください。

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