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施工計画書のひな形の選び方|無料・有料の比較
ひな形選びが施工計画書の品質を左右する
施工計画書の作成において、適切なひな形(テンプレート)を選ぶことは非常に重要です。良いひな形をベースにすれば記載漏れを防ぎ、作成時間も短縮できます。一方、自社の業態に合わないひな形を使うと、不要な項目が多すぎたり必要な項目が不足したりして、かえって手間が増えることもあります。
無料で入手できるひな形
国土交通省の標準様式
公共工事の施工計画書は、国土交通省が公開している標準様式をベースに作成するのが一般的です。
- 公共建築工事の施工計画書の標準フォーマット
- 電気設備工事編の特記事項が含まれる
- Word・Excel形式で無料ダウンロード可能
各自治体のテンプレート
自治体ごとに独自の様式を定めているケースもあります。発注先の自治体のWebサイトで確認しましょう。
建設業団体の提供資料
電気工事業の団体が会員向けに提供しているひな形もあります。業種に特化しているため、電気設備工事に必要な項目が網羅されていることが多いです。
有料のひな形・テンプレート
| 種類 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| 書籍付属テンプレート | 2,000〜5,000円 | 解説書とセットで学びながら使える |
| 施工管理ソフト内蔵 | 月額5,000〜30,000円 | ソフトの機能と連動して効率的 |
| コンサルタント作成 | 50,000〜200,000円 | 自社専用にカスタマイズ済み |
選び方のポイント
1. 工事種別との適合性
自社が主に行う工事種別(公共工事・民間工事・新築・改修)に合ったひな形を選びましょう。公共工事向けのひな形を民間工事にそのまま使うと、過剰な項目が多くなります。
2. カスタマイズのしやすさ
ひな形は必ずカスタマイズして使用します。以下の点を確認しましょう。
- Word・Excel形式で編集可能か
- レイアウトの変更が容易か
- 不要な項目の削除や追加が簡単にできるか
3. 更新頻度
法令改正に対応して定期的に更新されているひな形を選びましょう。古いひな形では、最新の法令要件に対応できない可能性があります。
活用時の注意点
ひな形を使用する際は、以下の点に注意してください。
- 発注者の特記仕様書に合致しているか必ず確認する
- 前回の案件情報が残っていないかチェックする
- 記載例をそのまま使わず、実際の現場条件に書き換える
- 社内で統一したひな形を使用し、属人化を防ぐ
まとめ
施工計画書のひな形は、無料のものから有料のものまでさまざまな選択肢があります。自社の工事内容と規模に合ったひな形を選び、しっかりカスタマイズして使うことが、効率的で品質の高い施工計画書作成への近道です。
