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保守契約の営業を始めて年間売上2,000万円を獲得|T設備電気株式会社様

保守契約の営業を始めて年間売上2,000万円を獲得|T設備電気株式会社様

導入前の課題

T設備電気株式会社様(従業員12名・仙台市)は、住宅・店舗・小規模ビルの電気設備工事を主力とする会社です。売上の安定化に関して以下の課題を抱えていました。

  • 売上が新設工事に偏り、工事の波によって売上が大きく変動していた
  • 工事完了後のアフターフォローがなく、顧客との関係が途切れていた
  • 緊急の修理依頼は受けるが、定期的な保守の提案はしていなかった
  • 競合他社に既存顧客を取られるケースが増えていた
  • 安定収入がないため、閑散期の資金繰りに苦労していた

「電気工事の仕事は波があります。忙しい時は断るほどなのに、暇な時は全く仕事がない。この波をどうにかしたいとずっと思っていました。」

-- T設備電気株式会社 代表取締役 竹内様

改善の取り組み

既存顧客への保守契約の提案営業を開始し、安定的な収入源の確立を図りました。

取り組みの全体像

フェーズ実施内容期間
準備保守サービスメニューの設計1ヶ月
リストアップ過去5年分の顧客リストの整理2週間
営業既存顧客への提案訪問3ヶ月
運用保守業務の実施・顧客管理の仕組み化継続中

活用のポイント

保守サービスメニューの設計

顧客のニーズに応じて3つのプランを用意しました。

プラン内容月額料金の目安
ライトプラン年1回の定期点検+緊急時優先対応5,000〜10,000円
スタンダードプラン年2回の定期点検+消耗品交換+緊急対応10,000〜20,000円
プレミアムプラン年4回の定期点検+修理費の一部包含20,000〜40,000円

既存顧客への提案方法

電話やメールではなく、直接訪問して対面で提案することを重視しました。訪問時に簡易点検を無料で実施し、設備の状態をレポートとして提示することで、保守の必要性を実感してもらいました。

顧客管理の仕組み化

Excelベースの顧客管理台帳を作成し、以下の情報を管理しています。

  • 顧客の基本情報(住所・連絡先・設備概要)
  • 過去の工事履歴
  • 保守契約の内容・期間
  • 次回点検の予定日
  • 設備の経年状態と更新時期の見込み

導入後の成果

指標改善前改善後改善率
保守契約件数0件45件新規開拓
保守関連売上(年間)0円2,000万円新規収益
既存顧客からの追加受注年3件年15件5倍
閑散期の稼働率40%75%大幅改善

ご担当者様の声

「保守契約を始めたことで、毎月安定した収入が入るようになりました。さらに嬉しいのは、定期点検の際に"そういえばここも直してほしい"という追加工事の相談を多くいただけるようになったことです。保守契約は営業活動でもあるのだと実感しています。」

— T設備電気株式会社 代表取締役 竹内様

「最初は"保守契約なんて売れるのか"と半信半疑でしたが、無料の簡易点検でお客様に設備の状態をお見せすると、皆さん真剣に聞いてくださいます。今では保守契約の提案が自然な営業の流れになっています。」

— T設備電気株式会社 営業担当 河村様

まとめ

保守契約の営業は、電気工事会社の売上安定化に極めて有効な施策です。既存顧客との関係を維持・強化しながら、安定収入と追加受注の両方を実現できます。工事が完了したら終わりではなく、長期的な関係を築く意識が重要です。

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