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現場直行直帰を導入して通勤負担と残業を削減|N電工株式会社様

現場直行直帰を導入して通勤負担と残業を削減|N電工株式会社様

導入前の課題

N電工株式会社様(従業員20名・さいたま市)は、埼玉県内の公共施設や学校の電気設備工事を多く手がける会社です。働き方に関して以下の課題を抱えていました。

  • 全社員が朝一度事務所に集合してから現場に向かう慣習があり、通勤時間が長い
  • 事務所から現場までの移動時間が1日あたり1〜2時間かかるケースが多い
  • 工事終了後も事務所に戻って日報を書く必要があり、帰宅が遅くなる
  • 若手社員から「拘束時間が長い」という不満の声が出ていた
  • 時間外労働の上限規制への対応が急務だった

「"朝は事務所に来るもの"という昔からの慣習を変えるのは勇気が要りました。でも、社員の拘束時間を考えると、このままではいけないと思いました。」

-- N電工株式会社 代表取締役 中田様

改善の取り組み

勤怠管理アプリを導入し、現場直行直帰制度を全社的に実施しました。

取り組みの全体像

フェーズ実施内容期間
検討勤怠管理アプリの選定・ルール策定1ヶ月
試行一部の現場で試行運用2ヶ月
全社展開全現場への適用1ヶ月
定着運用ルールの見直し・改善継続中

活用のポイント

勤怠管理アプリの活用

スマートフォンのGPS機能を活用した勤怠管理アプリを導入し、以下の仕組みを構築しました。

機能活用方法
GPS打刻現場到着時・退出時にスマホで打刻
写真付き打刻なりすまし防止のため顔写真で打刻
日報入力アプリから日報を送信(事務所に戻る必要なし)
勤務時間集計自動で勤務時間を集計し残業を可視化

運用ルールの整備

直行直帰の運用ルールを明確に定めました。

  • 前日までに翌日の現場予定を共有する
  • 現場到着時にチャットで「到着」を報告する
  • 必要な材料・工具は前日までに車両に積載する
  • 週1回は事務所に出社して対面でのミーティングを行う
  • 安全装備(ヘルメット・安全帯など)は自己管理する

朝礼のオンライン化

事務所での朝礼を、チャットツールでの一斉連絡に置き換えました。当日の作業内容、安全注意事項、天候情報を毎朝8時にチャットで配信しています。

導入後の成果

指標改善前改善後改善率
1日あたりの移動時間1.5時間0.3時間80%短縮
月間残業時間(平均)45時間28時間38%削減
社員満足度(10点満点)5.2点7.8点50%向上
燃料費(月間)35万円20万円43%削減

ご担当者様の声

「直行直帰を始めてから、社員の表情が明るくなったのが一番の変化です。"家族と朝食を食べられるようになった"という声を聞いたときは、導入して本当に良かったと思いました。業務効率も上がり、残業も減りました。」

— N電工株式会社 代表取締役 中田様

「最初は"現場に直接行って大丈夫かな"と不安もありましたが、アプリで打刻や日報を送れるので事務所に戻る必要がなくなりました。帰宅が1時間以上早くなり、家族との時間が増えて本当に助かっています。」

— N電工株式会社 工事主任 鈴木様

まとめ

現場直行直帰は、社員の通勤負担と残業を同時に削減できる効果的な施策です。勤怠管理アプリの活用と明確な運用ルールの整備により、労務管理上の問題もクリアできます。働き方改革の一環として、まずは試行運用から始めてみてはいかがでしょうか。

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