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工事写真アプリのおすすめ比較|無料で使えるものも紹介

工事写真アプリのおすすめ比較|無料で使えるものも紹介

工事写真アプリが必要な理由

電気工事の現場では、1件の工事で数百〜数千枚の写真を撮影します。従来のデジカメ+手書き黒板による方法では、以下のような問題が発生しがちです。

  • 手書き黒板の文字が読めない写真が頻発
  • SDカードからの取り込み・フォルダ分けに膨大な時間がかかる
  • 隠蔽前の撮影忘れで手戻りが発生
  • 写真台帳の作成に1件あたり数日を費やす

工事写真アプリを導入すれば、電子黒板での撮影・自動分類・台帳の自動作成が実現し、写真管理業務を大幅に効率化できます。

主要工事写真アプリの比較

基本機能・料金の比較

項目蔵衛門PadPhotoManagerミライ工事2工事写真SiteBox
開発元ルクレワイズミライ工事ダットジャパンMCデータプラス
月額料金1,078円〜/台要問合せ無料プランあり無料要問合せ
電子黒板
自動分類
台帳自動作成
クラウド保存
JACIC認定
対応OSiOS/AndroidiOS/AndroidiOS/AndroidiOS/AndroidiOS/Android

電気工事向けの機能比較

機能蔵衛門PadPhotoManagerミライ工事2工事写真SiteBox
配線経路の撮影補助
図面との連動
工種テンプレート◎(電気設備対応)
撮影漏れチェック
オフライン撮影

無料で使える工事写真アプリ

コストをかけずに始めたい場合に検討できるアプリをまとめます。

アプリ名無料の範囲制限事項
ミライ工事2基本機能が無料クラウド容量に制限あり
工事写真完全無料台帳自動作成は非対応
KANNA写真管理機能が無料施工管理の一部として提供
蔵衛門Pad(体験版)30日間無料期間限定

無料アプリは、まず工事写真のデジタル化に慣れるための第一歩として有効です。ただし、公共工事の電子納品を見据える場合は、JACIC認定を受けたアプリ(蔵衛門、PhotoManager、SiteBox等)を選ぶことをおすすめします。

電子黒板の信憑性確認機能とは

国土交通省が定める「デジタル工事写真の小黒板情報電子化対応ソフトウェア」に認定されたアプリには、信憑性確認機能(改ざん検知) が搭載されています。

機能内容
撮影日時の記録GPS情報と撮影日時を自動記録
改ざん検知写真の加工・修正を検知するハッシュ値を付与
SVG形式の黒板電子黒板の情報をSVG形式で埋め込み

公共工事では信憑性確認機能が求められるケースが増えているため、受注する工事の種類に応じてアプリを選定してください。

導入ステップ

ステップ内容期間の目安
1. アプリ選定本記事の比較表を参考に2〜3候補を選出1週間
2. トライアル無料体験で実際に現場で撮影してみる2〜4週間
3. テンプレート設定電気工事の工種に合わせた黒板テンプレートを作成1〜2日
4. 試験運用1現場で本格的に使用1ヶ月
5. 全現場展開全現場・全作業員に展開1〜2ヶ月

選定のチェックリスト

アプリを選ぶ際に確認すべきポイントをまとめます。

チェック項目確認内容
JACIC認定の有無公共工事の電子納品に対応しているか
電子黒板のカスタマイズ性自社の工種に合わせたテンプレートが作れるか
台帳出力形式発注者が求める形式(Excel/PDF)で出力できるか
オフライン対応電波の届かない現場でも撮影できるか
サポート体制導入時の研修や問合せ対応が充実しているか
協力会社の利用協力会社の職人もアプリを使えるか(ゲスト招待)

まとめ

工事写真アプリは、電気工事会社の写真管理業務を劇的に効率化するツールです。まずは無料アプリやトライアルでデジタル撮影の便利さを体感し、自社の要件に合ったアプリを選定してください。公共工事が多い会社はJACIC認定の有無を、小規模で始めたい会社は無料プランの充実度を重視するとよいでしょう。

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